2025年3月3日(月)は都立高校の合格発表日でした。受験日から合格発表までの間、多くのご家庭では落ち着かない日々を過ごされたのではないでしょうか。
我が家も次女が受験生だったため、この期間は緊張の連続でした。合格発表当日は入学手続きなども控えていたため、仕事は半日休暇を取ることにしました。
これから、都立高校の合格発表日の具体的な流れや制服採寸のタイミングについてご紹介します。事前に流れを把握しておくことで、当日は落ち着いて行動できますので、ぜひ参考にしてください。

テストのあと、自己採点したら不安になってきた~。基準点ぎりぎりかも・・

もう、終わっちゃったことはしょうがないわよ・・
受かっていても落ちていてもどちらにも対処できるように準備だけしておこう!
合否をホームページで確認する
我が家は合格発表は、Webで確認しました。
2025年都立高校の合格発表は、3月3日(月)でした。
(海外帰国生徒対象及び在京外国人生徒(国際高校)を除く)
都立高一般入試第一次募集・分割前期の入学試験は2月21日(金)。
2025年の都立高校の最終応募状況は
全日制受験者数:35,877人
合格者数:28,188人
実質倍率は1.27倍
前年度が1.35倍でしたので比べると下がっています。1,3倍を切るのは19年ぶりとのことでした。
個別の合否はmiraicompassというウWEBでサイトで8時30分から確認することができます。
合否の発表はURLは、インターネットを活用した合否照会を行う選抜において、全て共通で、アクセス後、受検した都立高校を選択します。
ウェブサイトで合格発表を行った後、各都立高校において校内掲示も行われます。
8時30分からの公開だったのでアクセス集中でなかなか開けず、我が家では8時38分に合否の確認をすることができました。
自分の受験校をクリックし、番号を確認します。ドキドキする瞬間ですね。閲覧には、各都立高校から試験日の当日に案内される専用のID及びパスワードが必要ですので手元に準備しておきましょう。
受験番号と一緒に入学手続きの詳細(具体的な分散による来校時間)を改めて載せられてるので要チェックです。
合否発表後の連絡手順
合否を確認したら、まず最初に中学校への報告を行いましょう。娘の通っていた中学校では、合格発表日の電話が混み合うことを想定し、前日にメールでの報告方法が記載された手紙が配布されていました。
中学校への報告方法
学校から指定されたメールアドレスに、以下の情報を記載して送信します:
- クラス
- 名前
- 受験高校
- 合否
- 保護者の電話番号
不合格の場合の対応
残念ながら不合格だった場合は、以下のいずれかの対応となります:
- 都立高校合格発表を待ってくれている併願高校へ手続きに行く
- 中学校に登校して今後の進路について相談する
このように、合否にかかわらず次のステップが明確に用意されているので安心です。
入学手続きと制服の購入手続き
都立高校に合格だった場合、同日に入学手続きと制服の採寸があります。
それぞれの高校で受験番号ごとに指定された時間に、直接自宅から制服で行き、「合格通知書」「入学確約書」などの入学に伴う書類を受け取ります。
「入学確約書」はその場で提出します。
期限内に手続きを完了しないと入学を破棄したものとみなされるので、しっかり配布物を確認しておきましょう。
入学料金は?支払いはいつまで?
都立の入学料金は全日制か定時制かで金額が違います。
納付期間は合格発表の翌日から5日以内になります。ただし5日目が土・日・祝日にあたる場合はその翌営業日が期限になります。
全日制課程 5,650円
定時性課程 2,100円
入学料の納付方法は合格発表の時に配布される「納入通知書兼領収証書」で支払いをします。
銀行・信用金庫・信用組合・農協・ゆうちょ銀行で納めることができます。

納付後の「領収証書」は、提示が必要になる場合も
あるので大切に保管してくださいね。

当日は中学の制服で行くよ!
入学料の納付がないと入学確約書は無効となってしまいますので、決まったらすぐに振り込みまでしておきたいところですね!
制服の購入手続きと費用について
入学確約書を記載したあとに、制服の採寸を行い購入手続きする学校が一般的です。
制服の採寸が終わったあとに体操服や上履きなどを購入して帰宅する流れになります。制服の注文は、それぞれの専用のオンラインサイトから行う学校もあります。
制服の採寸は、待ち時間が長くなることもあるので、ある程度時間に余裕を持つようにしておきましょう。入学の手続き後、制服の購入手続きをする学校がほとんどのようです。
制服の採寸をして、制服、体育用品、上履きなどの購入手続きをしてから帰宅になります。

娘の高校は、書類提出と制服の採寸に1時間30分くらいかかりました。帰りに高校近くの郵便局で入学金を納めやっと一息。午後からの仕事には間に合いました。
都立高校が不合格だった場合
私立の併願校に合格していてそちらに進学する場合は、併願校の入学手続きをします。都立の合格発表まで入学金の納付を待ってくれていた学校であれば、入学金を指定の納付場所に収めてから入学手続きの書類をもって入学する高校に行きます。

都立が第一志望だとがっかりした気持ちも大きいですが、入学手続きをすると決めたら気持ちをきりかえる必要があります。
これからお世話になる学校。希望に満ちた気持ちをもって門をくぐりましょう!
他に合格している高校がない場合、中学校に行って担任の先生と相談しましょう。分割後期や二次募集を検討し、出願の準備をしていきます。
我が家も今回の受験は都立高校のみだったため、合格発表までは二次募集等の情報をこまめにチェックするようにしていました。下記の新教育さんのサイトが見やすくてよかったです。
まとめ
昨年度の都立高校の合格発表日や流れ、制服の採寸の流れについて説明しました。推薦入試や、定時制高校の場合は合格発表日が変わってきます。
我が家の娘が通う中学では、一通りの手続きが入学する学校で終わった後に中学校へ登校して担任の先生に報告するように指示がありました。
今回の受験では担任の先生や校長先生、副校長先生などたくさんの人にお世話になりました。娘には「自分一人の力で合格したのではない」という感謝の気持ちを忘れず報告するように伝えました。
学校からは、まだ進路が決まっていない子は不安な気持ちを抱えて頑張っているのだから合格した場合でも喜びは自分の中でじっくりとかみしめて、浮かれたり騒いだりはしないように心がけ、自分の進路にむけて頑張っている友だちに思いやりをもって接するようにお話があったようです。

共に過ごしてきた仲間が笑顔で卒業式を迎えられることを祈っています。