赤ちゃんへの挨拶や語りかけで愛され上手な子どもに育てよう

赤ちゃんへの語りかけはとても大事なことです。産まれたばかりの赤ちゃんは当然言葉を話せないし、理解することはできません。だからといって黙々とお世話をしていませんか?

会話が成り立たない赤ちゃんと2人きりで何を話せばいいかわからない?難しく考えることはないです。

今日は我が家の子どもたちが赤ちゃんだったころにしていかたことをご紹介しますね。

赤ちゃんが話せなくても挨拶や語りかけは大切

我が家ではまず、挨拶の言葉を大切にしました。
挨拶を意識した理由は、挨拶は人間観関係を豊かにする基本中の基本だからです。愛する我が子が素敵な人間関係に恵まれ育ってくれることは親の願いではないでしょうか?

具体的には

「おはよう・こんにちは・さようなら・いただきます・ごちそうさま・いってらっしゃい・ただいま・ありがとう・ごめんね」

を、赤ちゃんの頃から毎日言うようにしていました。家族同士はもちろん、子どもを見て笑いかけてくれたり、話しかけてくれる人にも親が笑顔で挨拶することを心がけました。

また、赤ちゃんなのだから何を言っても分からないし、話しかけなくても良いと思わず、離乳食を食べる前に親が代わりに「いただきます。ごちそうさまでした。」と言ったり、寂しかったり、泣いている時やすぐに側に行けなかった時、どうして泣いているのか分からない時も、「どうしたの?寂しかったの?ごめんね。」と話しかけたりしていました。小さなお手伝いをしてくれた時も忘れずに「ありがとう」と子供に言っています。

挨拶はコミュニケーションの基本ですし、挨拶されたら誰だって気持ちが良いですし、嬉しいものです。第一印象も良いです。ただ、ぶっきらぼうに無表情で挨拶するのではなく、人と出会えることを喜び、笑顔で挨拶することが大事なので、常日頃から親のそういう姿を子どもにみせてきました。

また、児童館などで玩具の取り合いになったり、玩具を貸してくれたときも親が代わりに「ごめんね」、「ありがとう」と子供の目の前で言う姿を見せました。どんな状況でどのような言葉を言うのか、また親や家族以外の方には敬語で話しているところを見せることで、適切な言葉遣いを覚えるようになってきます。

挨拶ができないと印象が悪くなる

私は近所や外で会う子供達を見て、挨拶は大事だと改めて気づきました。

我が家の近所には小学校があり、子供を持つ家庭が多い地域に住んでいます。近所の顔見知りの子供でも親と一緒であれば挨拶できますが、子供だけだと挨拶できない子が多いのです。中には逃げるように立ち去る子供もいます。また児童館などで会う子供達も挨拶が言える年齢であるにも関わらず、私から「こんにちは」と話しかけても親しか挨拶できない子が多いです。

道で歩いていても、お年寄りに「こんにちは」と声をかけられても無視する子供、ブランコを乗るのを譲っても、砂場で玩具を貸し借りしても、「どうぞ・ありがとう」等の言葉が出てこず、黙々と遊び続ける子供もいます。親が代わりに言うのかと思いきや、子供と同じような態度をしているのを見て、やはりこの親の子だと感じざる得ませんでした。

子供を見て可愛いと思って声をかけてくださる方を迷惑だと感じる方もいるかもしれませんが、声をかけても挨拶1つ返って来ないのは、やはり気持ちの良いものではありません。

そして、いきなり挨拶をしなければならない状況(幼稚園に入園する・小学校に入学する・習い事の先生に挨拶するというような状況)になって初めて、挨拶しなさい!と子供に言って聞かせても、突然挨拶できるものではありませんし、敬語もすぐに使えるものではありません。日常生活で普段から挨拶していないと言えないのだと気付かされました。

挨拶ぐらいで、と挨拶しない人たちは思っているかもしれませんが、挨拶をする人から見れば、基本的な事も教えていない家庭なのかと思ってしまい、印象が悪くなってしまいがちです。

挨拶ができる子は愛され上手

挨拶を意識したことで、自然と誰にでも挨拶できる明るい子に育ちました。挨拶する場面でモジモジするようなことはありません。

言葉が出だした頃から話しかけられると拙い言葉で「こんにちは」と笑顔で言えるようになり、別れ際には笑顔で手を振るようになりました。公園で出会う子供やお母さん、お店の店員さん、来年から通う幼稚園の先生など、初めてお会いするする子供や人にも自分から挨拶できるようになり、挨拶を交わした人の嬉しそうな表情に出会うことが多いです。お世話になった時や、ご迷惑をおかけした時には私が挨拶するのを真似するようになり「ありがとうございます」「すみません」「失礼しました」とお辞儀をしていると、同じようにお辞儀をするようになりました。

また「ありがとう」も親や祖父母には「ありがとう」と言いますが、初対面の方には「ありがとうございます」と(まだハッキリとは言えませんでしたが・・)言っているのが分かりました。

たくさん話しかけたおかげで、「しっかり話すね」と言われることも多く、人見知りが少ないのでプレ幼稚園に通わせた時に母子分離がスムーズだったのも、そのお陰かなとも!?と我が家では思っています。幼稚園の先生やお友達にも積極的にコミュニケーションをとって仲良くなっていると言われました。第一印象が良いので、幼稚園の先生方にもすぐに名前を覚えていただき、可愛がってもらいました。

挨拶は人と人の気持ちよいコミュニケーションで一番大切な部分です。反抗期になれば挨拶もしない日もあるかもしれませんが、根気強く挨拶の大切さだけは親が率先してみせていこうと思います。

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