高校生が自分のアカウントでメルカリで稼ぐを体験。我が家が感じたメリット4選

フリマアプリ「メルカリ」を利用したとことがある方は多いのではないでしょうか。子ども達の会話でも「メルカリで安く売っているよ」なんていう言葉が出てくる時代になりました。

今回は、我が家の高校生の娘がメルカリを購買者としてだけでなく、自分のアカウントでメルカリでの取引をした経験から得たメリットについてご紹介します。

メルカリの利用は何歳から?

長女が高校生になったタイミングでフリマアプリの「メルカリ」をやってみたいと言い出しました。

✔バイトは一切禁止
✔課題・部活動に追われる平日
✔好きな物を買ったり、休日に友達と遊びに行くお金が欲しい

この欲求を満たせるのが、私自身がよく活用していた「メルカリ」だと思ったようです。最初は私のアカウントを共有することを想定して話を聞いていたのですが、私のアカウントだと取引き時間が限定されてしまうので自分のアカウントで始めたいとのこと。確かに・・と思い、早速、高校生でも大丈夫なのかというところから調べ始めました。

結論からいうと「保護者の同意があれば」メルカリを利用することは可能です。以下はメルカリの利用規約からの引用です。

ユーザーが未成年者である場合は、事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得たうえで本サービスを利用しなければなりません。ユーザーが未成年者である場合は、法定代理人の同意の有無に関して、弊社からユーザー又は法定代理人に対し、確認の連絡をする場合があります。

つまり高校一年生(15歳)の娘がメルカリを利用するには「親の同意」があれば、利用は可能であるということがわかりました。

このことを調べる上で、メルカリの利用規約を新たにしっかりと読み、あらかじめ娘には自分のアカウントで運用するということは「責任」を伴う行為であることを何度も伝えました。

高校生がメルカリを利用する時に必要なもの

メルカリは「スマホ」と「売りたい商品」があれば簡単に始めることができます。

商品が売れ、売上金が発生した場合は代金を受け取るための銀行口座が必要になりますが、売上金をポイントとして活用する場合は口座を作る必要はありません。

メルカリ内での買い物はもちろん、コンビニやスーパーなどではメルカリの売上金を使って買い物ができるので、口座を作らなくても特に不便は感じていないようです。

また、メルカリ内で商品を購入するときにはコンビニ払いやポイントでの決済ができるので、クレジットカードを作る必要もありません。

高校生がメルカリを利用するメリット

娘が自分のアカウントでメルカリ内での取引きを運用してから、今のところトラブルもなく健全な運用ができています。娘自身も楽しみながらメルカリを活用できています。

今回は親の目線からみたメリットをご紹介します。

お金のしくみを体験できる

子供の頃は親や祖父母などからお小遣いやとお年玉をもらってお金を得る経験がほとんどです。「お金はもらうもの」という概念になっています。お金をもらって、お金がある喜びを知るという経験を得るためには必要な経験です。

しかし、いつまでも「お金は親からもらうもの」だけでは成長に結びつきません。
小さい頃からお金の教育の一つとしてお家のお手伝いをすることで、お小遣いを得る経験をされているお子さんもいらっしゃいますよね。労働の対価として、お金をもらうという経験はこれから生きていくうえで必要不可欠です。

労働といっても我が家では「人が喜ぶことをすること」が労働で、その価値が「お金」という形でかえってくると伝えています。

つまりメルカリでいえば、自分の手元にあってもう不要だと感たものが、誰かにとっては「役にたつもの」であるかもしれない物を出品。そしてその商品が「あったら嬉しい」と思う人が購入をする。

メルカリではその経験を家庭内ではなくメルカリの中の社会で経験することができます。メルカリは規約がしっかり整っているという安心感があるところもポイントです。

物の価値・大切さを実感

メルカリに出品する商品を選定する時に、「このおもちゃ、もう少し丁寧に扱っていればもっときれいな状態で出品できたのに」と思うことが多いことにも気がつき、丁寧に扱うようになりました。次に使用する人も中古品であったとしても綺麗なものだった方が嬉しいということが、自分がメルカリで購入することによってより意識するようになったようです。

マーケティングの土台を体験

商品を出品する際にも、同じものがどのくらいの値段で出品されているのかも調べるようになりました。写真の撮り方やコメントの書き方など、初心者だからこそいろいろ調べて、魅せ方を工夫しています。

例えば100円ショップでおしゃれな壁紙を買ってきてそれを背景にして撮影をしたり、発送の時の包装を丁寧にすしています。

購買者の方からも包装が綺麗・丁寧と評価を頂いていけることが嬉しいようです。今度のマーケティング能力の土台作りとして良い実体験になっているのはないかと思っています。

社会のマナー

高校生くらいだと、日常のやり取りは家族、学校の先生、友達がほとんどですよね。娘がメルカリを始めた時、最初のころはコメントがきたときなどの返信などは確認するようにしていました。

目に見えない相手とのやり取りだからこと、誤解が発生したり、トラブルが発生するようなやり取りはしないように気をつけなくてはならないというこを伝えました。

数年後には社会で活躍する人として、早いうちからこのようなマナーを身につけることができるのは今後の自信につながると確信しています。

子供がメルカリを利用する時に親が気をつけたいこと

日本では、成年年齢が20歳から18歳に引き下げれました。

メルカリでも成年年齢の引き下げにより18歳になると「保護者の同意なく」サービスの利用は可能になります。メルペイのスマート払いについては、18歳からできることと20歳になったらできることに違いがあります。

保護者の同意なしにできること色々できるということは、新たに注意点が増えるということでもあります。言いかえると「自分の責任で行動することを求められる」ということでもあります。未成年者が保護者の同意なしに契約してしまった場合になかったことにできる権利「未成年者取消権」を使うことができなくなるます。このようなことをあらかじめ説明しておくことを怠らないように気をつけたいところです。

まとめ

この記事では、高校生がメルカリのアプリで取引を体験したメリットについて、我が家の体験談をご紹介しました。どんなことにもメリットがあれば、デメリットをされる面はあります。高校生は「親の同意が必要」とされているように、どのような取引をしているのか気にとめておく必要はあります。

しかし、すべてに口出しをしてしまえば何のために自分のアカウントで運営をしているのかわからないという結果になってしまいますので、困ったらいつでも相談できるような環境を心がけたり、メルカリがお互いの共通話題に気軽になるようにしていくことでよりメリットがあるのではないかと感じています。

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