
子どもを保育園に入れるか幼稚園に入れるか迷う
それぞれの入園スケジュールも知っておきたい
2歳から入れる幼稚園ってあるの?
保育園と幼稚園どちらを卒園するかで違いはあるのかな?
幼稚園や保育園の入園準備は入園を希望する前年度から始めます。幼稚園と保育園のどちらに通わせるのがよいか迷うご家庭もあるのではないでしょうか。
保育園児のママにとってもこのまま進級というだけではなく、3歳からは幼稚園という選択肢もあります。反対に子どもが2歳過ぎた頃から何か仕事を始めたいというおうちのかたもいらっしゃいますよね。昨今では、「2歳児から幼稚園」という選択をしてパートや在宅ワークなどの仕事をする人もいます。
選択肢が多いとなかなか決断ができないですよね。

こんにちは。子育て支援員のさくらこです。我が家もどちらが良いか悩みました!
それぞれの特徴をきちんと知ることで、自分の家庭に合ったものを選ぶことができますよ。
この記事では幼稚園と保育園の違いについて、知っておきたいポイントを知ることができます。ご家庭の目的にあった園を選択することで、入園してから「あれ?なんか違う」ということを避けられます。
わが家も仕事を始めるタイミングなどを考慮し、幼稚園か保育園かに迷いましたが幼稚園を選択しました。幼稚園を選択して楽しく過ごせ後悔はありませんでしたが、仕事は卒園後にすることになりました。
幼稚園と保育園の違いを知ろう
保育園に預けようか幼稚園に預けようか迷っている人は、まずはそれぞれの違いを理解しておくことが重要です。
近年、育児サービスに対するニーズの多様化や、待機児童問題に対応すべく進められた政策として幼稚園と保育園を一元化をはかる幼保一元化がすすめられています。
しかし、実際のところは、保護者が期待する「両者の良いとこどりをする」カリキュラムやサービスの提供は、まだすすんでいないのが現状です。
まずは違いを比較してみましょう!
幼稚園 | 保育所(園) | |
管轄 | 文部科学省 | 厚生労働省 |
法的根拠 | 学校教育法 | 児童福祉法 |
種別 | 教育施設 | 児童福祉施設 |
対象 | 満3歳~小学校入学まで | 0歳~小学校入学まで |
教育・保育時間 | 4時間【標準】 | 8時間【原則】 |
担当 | 幼稚園教諭 | 保育士 |
目的 | 小学校就学前の幼児を教育する | 保護者の代わりに、保育に欠ける乳幼児の保育をする |

設置の目的が違うというところが大きなポイントになります!
幼稚園は文部科学省の学校教育法に準じて運営されており、保育園は厚生労働省の児童福祉法に基づいて運営されています。
設立の目的が違いのポイント
幼稚園と保育園の先生は資格が違う
幼稚園の先生は幼稚園教諭免許を、保育園の先生は保育士資格が必要です。
保育士資格は国家資格で一度取得すれば一生使えますが、幼稚園教諭の免許は教員免許の一種で更新期限があり、その都度更新します。
幼稚園教諭は年齢に相応しい教育をすることができるのに対して、保育士は乳児から幼児までの保育をして、生活の基本を教えられます。
保育士の職務の一つとして子どもの保育のみならず、親や家庭に対し保護者支援があるため育児についての子育てについての相談などしやすいともいえます。
幼稚園と保育園の入園までのスケジュール
幼稚園
6月~ 見学会
9月~ 説明会、願書配布
10月~ 入園申込
11月~ 抽選(園によって)・面接
12月~1月 入園説明会、園グッズ、制服準備開始
4月 入園
認可保育園
10月~ 申込用紙配布開始
11月~12月 自治体に申し込み必要書類を提出
1月末~2月 内定通知園・個人説明会・面談、健康診断
4月 入園
※認証、認可外保育園は直接園に問い合わせをすることになります。
幼稚園が保育園と違うところは、ママ友、子どもの友達とのお付き合いがあることです。バザーなど保護者が主体となるような出番も多いのは幼稚園です。子どもが園に行っている間に、どこかに集まってバザーの出品物をみんなで作るなんてこともあります。