【成功体験談】感情的に子供を叱ってしまっていた私が上手に叱れるようになった方法

子育てをしていると、子どもを叱らなくてはいけない場面に直面することは多いですよね。

あなたはお子さんを叱る時、どんな風に叱っていますか?

しつけのつもりで叱っていても、単に自分の怒りの感情を子どもにぶつけているだけのこともあります。叱る時にはお子さんとの信頼関係を壊さず、叱れるようになることが大切です。

自分の叱り方に不安を感じたら、まずは自分が何をきっかけにどんな感情になっているか俯瞰(ふかん)してみれるようになりましょう。自分の感情に気がつくことはとても大切です。

感情的に叱り続けることは危険!

時おり、スーパーなどに買い物に行くと、お母さんが子供を大きい声で𠮟りつけている(時には怒鳴りつけている)のを見かけるときがあります。

下の子を抱っこしながら重いカートを押して走り回る我が子を目で追いながらの買い物をしている姿を見て、自分も経験してきただけにどんなにストレス状態になっているか痛いほどわかります。
怒っているママはもう周りを気にする余裕もないくらいいっぱいいっぱいになってしまっているのでしょう。

たまに「何もあんなに怒らなくてもいいのに・・」って怒っているママを見下げるように通りすぎる人もいます。そんなに見下すような目で見るより先に何か手を差し伸べてあげられる社会であって欲しい!と思うものです。
話はそれましたが・・

人間は誰しも、心や体が疲れていると自分の行動を俯瞰する余裕がなくなります。

なぜ自分がこんなに怒りがわいてくるかに関しては、過去の自分の育ちからくる思い込みなども多いに関係してきますが、まずは怒りの言葉を子どもにぶつける前に、なんとか一呼吸おけるくらいは心と体に余裕を持てるように生活を工夫していく必要があるのかなと感じています。

自分の感情で叱っていては、一貫性もなく親子の信頼関係が壊れてしまうことにもつながってしまいます。

愛する我が子とそんな関係にならないためにも、今すぐに自分の行動を振り返ってみましょう。

自分の不安をぶつけているだけだった私の失敗談

私も過去に自分にゆとりがなさすぎて「叱る」行為を「自分の不安な感情をぶつける」に変換してしまっていたことがあります。

長女が幼いころ高熱を出し、熱性けいれんをおこした時がありました。目の前で娘がけいれんをおこした姿にとても恐怖を感じました。それまでほとんど風邪などもひいたことがなかったので、回復後も娘の体調に神経質になりがちで、風邪などひくことがないよう必要以上に気を配っていました。

下の子が産まれたばかりでもあったので自分自身の時間や体力に余裕がもてず、やがてちょっとしたことにも「それはよくない」「ダメ!」と小さなことにも子どもの行動を制止するようなことを言ってしまう自分になっていました。

そんな状況がしばらく続き、だんだんと自分の子育てが苦しいものになってきました。もちろん子供はとてもかわいくて一緒にいたいのですが、怒ってばかりいる自分が苦しいのです。

そんな私のゆとりのない気持ちは子どもにも伝わったのでしょう。子どもが私の様子を伺うようにみていることがあることに気がつきました。これではいけない・・自分の子どもへの関わり方を深く反省したできごとでした。

子どもを萎縮させるようなことはあってはいけない、何よりもそんな関係性を作ってしまう私になりたくない。

こんな自分から脱却するために、まずは自分がなぜこのような状態なのか、自分を観察することから始めました。

感情的に叱りそうになった時に私がやったこと

観察とは自分の行動を俯瞰してみることです。私は、子どもに必要以上に厳しく叱りそうになったり、不必要な小言を言いたくなった時には自分の心の実況中継を頭の中でするようになりました。

自分がなぜそれに対して怒ってしまうのか。

子どを怒る前に自分の心に問うことを癖にすると、イライラする感情もすべて自分で作り出していることがわかり、つらい怒りの感情を手放せるようになりました。

そしてもし、これを他の人がやっていたら自分はどう思うのか?と考える冷静さを保てるようになりました。

ただしやはり心身が疲れている時はできなくなります。

そういう時は、まずは自分の心身の状態をよくするように工夫をしました。具体的には、

✔やらなくてはいけない家事があっても寝る
✔心身に負担のない温度調節をする(ママは電気代などを気にしてしまうこと多いですよね!)
✔自分が好きなものを食べる

こんな小さなことでも自分に優しくしてあげることで、自分の心を潤ってきます。自分の気持ちが満たされると自然と笑顔や幸せなエネルギーがわいてきます。叱らなくてはいけない場面でも気持ちに余裕がもてるようになり感情に支配された叱り方はしなくなりました。自分の身体を疲れは本当に大切だと感じています。

まとめ

私は心身にエネルギーを蓄えるイメージでゆとりを持てるように行動を選択していくことで家の中の雰囲気が明るくなりました。以前の苦しさはどこかに消えてしまいました。

ちょっとしたことにでも小言をいうママから、ちょっとしたことにも「ふふっ」と笑えるようになったことで子どもたちものびのびと育っています。あんなに神経をピリピリさせていた娘の健康管理にも必要以上に気にすることはなくなり幸いにもその後も元気に過ごせています。

自分がどんな叱り方や怒り方をしていることに気がつくことで、どうしたらよいのか自分で行動を変えていけるようになります。ぜひとも、まずは自分がどんな叱り方をしているのかに「気がつく」ことに意識をむけてみてください。

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