【ママ友との会話が弾まない悩み】ママ友が多い人が自然にやっている会話のコツ

人付き合いが苦手でママ友を作るにはどうしたらよいか悩んでいませんか?

「ママ友は煩わしい」と思っていても、子育ての悩みを共感し合えたり、身近な情報を共有できたり、さまざまな面で助け合えるママ友は、共に育児をがんばるママたちの大きな支えになります。

人間関係のトラブルはコミュニケーション不足からおこることも多いもの。普段から良好なコミュニケーションを築くように心がけていれば、子ども同士のトラブルが起きたときにも円滑な解決につながる可能性が高いです。

ではコミュニケーションが苦手だと感じているママはどうしたらよいでしょうか?

この記事では
「ママ友と仲良くなりたいけれどもコミュニケーションが苦手で、きっかけがつくれない」
「ママ友と会話が続かない」
「ママ友との良好な関係性を保つ方法を知りたい」
こんなお悩みをお持ちのママにむけて、コミュニケーションについての知識と会話のコツをご紹介します。
さくらこ
さくらこ

子育て支援員のさくらこです。子どもを通して知り合ったママたちは今までの友達とは違ってちょっと特殊な関係でもあります。コミュニケーションをとることで、「孤(こ)育て」の状態から抜け出せ育児が楽しくなりますよ

コミュニケーション上手なママが自然とやっている会話のコツ

コミュニケーション

会話は言葉のキャッチボールだとよく例えられます。

自分が伝えたいことだけ伝える一方的なものではなく、相手が受け止めやすいボールを投げ受け止めた人は相手の言葉やその中にある思いをきちんと受け止めたうえで、適切な言葉を返す必要があります。

これを繰り返すことでお互いに気持ちが良いコミュニケーション築くことができます。気持ちよくコミュニケーションができるママって素敵ですよね。

では早速とっても簡単な会話のコツを紹介します。

①会話のコツ|聞かれたら聞き返す

会話は聞かれたら聞き返すのが基本です。コミュニケーションが上手な人は自然とやっていることなのですが、苦手だと感じている人は自分で会話をストップさせていませんか?

会話が続かない例

ママ

○○ちゃんは、ふだんお家でどんな遊びをしているんですか?

おままごとで遊んでいます

このように質問に答えるだけで相手に対して聞き返さなければ、会話のキャッチボールはストップしてしまいます。コミュニケーションが苦手でこのように素直に質問に答えただけであっても、話かけた人は、「話したくないのかな?」と感じてしまう人も多いでしょう。

では会話が続く例をみてみましょう。

会話が続く例

ママ

A子ちゃんは、ふだんどんな遊びをしているんですか?

おままごとが好きなんですよ。B子ちゃんは?

ママ

うちの子も、おままごとで遊ぶのが大好きなの。でもおままごとの道具って片づけるのが大変で・・普段、どんな風に片づけてます?

家は、100円均一の箱で買ってきた箱にラベルをはったりして、わかりやすいようにしています。B子ちゃんのお家はどうしてますか?

ママ

家では一緒に片付け競争をやったりしていますよ。箱に入れるのは一緒にやってあげるのですか?

会話がどんどん続いていきますよね。相手の方が持っている引き出しを引くことで会話がどんどん展開していきます。このようにお相手との会話のキャッチボールを心がけることで、あなたの会話力が一段とレベルアップします。

たまに一方的に自分の話をする人をみかけますが、それはコミュニケーションではありませんよね。話題が豊富、よくしゃべる=コミュニケーションが上手というわけではないので、自分のペースでゆっくり会話を楽しみんでみましょう。

②会話のコツ|心理的なバリアを取り除く肯定法を意識する

まずは相手の話に「そうですね」とうなずいてみましょう。

人は話を肯定されると、話をしたくなるものです。

「はい」「そうですね」と伝えて、共感を示し、時には情報提供をしてみましょう。

肯定で受け止められる会話のしかたの例

ママ

今日は、久しぶりに晴れて外で遊べて子どもたちも楽しそうですね

そうですね。とても楽しそうに遊んでいますね

ママ

明日からまた雨予報だからいっぱい遊ばせてあげたいですね

そうですね。たくさん遊ばせてあげたいですね

ママ

はい、そうでうね。よかったら、おすすめの公園があるので一緒に行ってみます?

この2人の会話のように「はい」「そうでうね」を繰り返して何度も同意をしているうちに、心理的なバリアが取り除かれ相手と仲良くなったような気がしますよね。この方法は「No」と言いづらくなると言われている方法です。

関係性を築くための方法と効果

ママ友とより良い関係を築くには、相手にとって自分が

味方であり敵ではないこと(安心感)
心を開くことができる・信じられる(信頼感)

このように感じてもらえる存在であることが大切です。

ページング

ページングとは相手に合わせたり共感することをいいます。ページングには「言葉のページング」と「言葉以外のページング」があります。

言葉のページング

①同じ言葉を繰り返す(オウム返し)

②言葉づかい

③相槌を打つ

言葉以外のページング

①声の調子を合わせ

②呼吸を合わせる(呼吸のブレスのタイミングを合わせる感覚)

③動作や表情を合わせるミラーリング

ページングをすることによって「私はあなたの話を聞いています」と伝えることができます。

人は自分の話を聞いてくれる人には自然と心を開きます。そして相手の話も聞こうという気持ちを持つようになります。

ページングの失敗例

Aさん「今日は学校の保護者会にいってきたのよ」
Bさん「それより、この前の話はどうなったの?」

Bさんのように自分が興味ある話だけを聞いてくる人には不信感を持ってしまいますよね。ページングには

「私はあなたの話を聞いています」と伝えることができます。人は自分の話を聞いてくれる人には自然と心を開きます。そして相手の話も聞こうという気持ちを持つようになります。

リーディング

リーディングとは相手との間に安心感や信頼感を築いた後、行動を促すために働きかけることをいいます。

相手にとって無意識レベル(潜在意識)での印象は、実際のコミュニケーションに強く影響していると言われています。

ここであなたが洋服を買いに行った時の例を用いてページングとリーディングの具体的な流れをご紹介します。

あながた店内で色々な洋服を見ている時に、店員さんが

「ゆっくり店内を見てください」とだけ伝えて、そっとしておいてくれていることであなたは安心して洋服をいろいろ選ぶことができます。

その間に、店員さんは遠くからあなたの表情や手にとるものなどを観察し、タイミングを見計らって「試着室も空いてますよ」と声をかけることで、あなたが購買するという行動にうつります。

この場合、無理やり、店員さんにセールストークをされて勢いに押されて買わざる得なかったとなると、そのお店には良い感情は残らないですよね。

ページングとリーディングでママ友とのトラブルを解決

コミュニケーション

ページングとリーディングの流れをおさらいしますと

ページングをする  ⇒ 相手との間に「安心感」と信頼感が育まれる
リーディングをする ⇒ 行動の促しをした時に、素直に受け入れてもらいやすくなる

この状態を普段からつくっておくとトラブルがあった時にも、展開がかわってくるものです。

例えば、相手との間に安心感や信頼感が構築されていないのに、子ども同士のトラブルなどがあった時に親が子どもの話を鵜呑みにして親同士のトラブルに発展してしまうケースがあります。

このような場合、相手の親との間にどんな関係性が築かれているかを考えてから、問題解決にむけた自分の意見を伝える必要があります。

あまり面識のない相手あればあるほど、最初から相手を敵対視して自分の意見をぶつけるのではなく、あくまでも「一緒に子ども同士のトラブルについて解決していく同士ですよ」という視点をもっていくことで、大きなトラブルをさけることができます。

ママ友づくりがうまくいかない時は?

ここまで、ママ友づくりのためのコミュニケーションのコツをお伝えしてきましたが、気の合うママ友が見つからない場合は「無理をしない」というのもポイントです。

すでにママ友のネットワークができていて入りにくい、考え方が合わず辛い、というケースもあると思います。そうした場合は、「ママ友を作るべき」と焦らず、自分が快適に過ごせる方法や場所を探してみてください。

さくらこ
さくらこ

ママ友をつくる目的は、自分が育児をより楽しむため。ママ友の存在がストレスになっては本末転倒なので、無理をせず、相手や付き合い方を割り切ることも大切です。

まとめ

「ママ友を作りたい」「会話が続かない」「ママ友とのコミュニケーションを良好に保ちたい」という方にむけて、コミュニケーションのコツをご紹介しました。

こちらは私が、マナー講習を受講した時に教えて頂いた方法です。コミュニケーションをもっと学びたいという方は、こちらのアプリから自分が欲しい講座を探すこともできます。



まずはお互いの間に「安心感」と「信頼感」を育むために、ふだんからどのように会話をしていくかに意識を向けていきましょう。

意識が変わらば行動がかわる
行動がかわれば習慣がかわる
習慣が変われば人格がかわる
人格がかわると人生がかわる

コミュニケーションがちょっぴり苦手だと感じるママも、ママ友づくりをきっかけに、豊かな人間関係の築き方を学んでいけるといいですね。素敵なママライフを過ごせることを応援しています。

 

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