【面接でもアピールできる】子育て経験が活きるスキルとは?育児経験を仕事にする方法

出産後、仕事から離れ、専業主婦として子育てに専念している時、ふと自分の将来に対する不安を感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

「育児」と「仕事」は対のようにとらえてしまいがちなものです。そのため、産休・育休や、育児に専念している時期をブランクと引け目を感じてしまっている方も多いのようです。

子育てに向き合った経験はたくさんのスキルを自然と身に着けています。面接でも強みとしてアピールしていくことができます。

さくらこ
さくらこ

こんにちは。子育て支援員のさくらこです

私も子育てに専念していた時、「キャリアはもうない。子どもが大きくなったら仕事をどうしよう」と焦燥感を感じることがありました。

しかし子どもを接する仕事をする場合、子育て経験は他には代え難い経験でありキャリアになることを実感しました。

この記事では

・子育て経験を活かして仕事をしてみたい
・育児で長くブランクがあり、自分には「子育て経験以外何もない」

と考えて次の行動を躊躇してしまっている女性に向けての記事になります

面接にも通用する、子育て経験で育つスキル5選

子育て期間中はスキルを磨けないと思っていませんか?

さくらこ
さくらこ

そう思っていたのは実は、自分の思い込みで育児中って人間としてとても大きく成長できていて、仕事をしていく上でも大切な力が養われていくことに気がつくことができました。

育児中は仕事のように評価されないため、自分の成長を客観的にみる機会がないため、自分の成長に気づきづらいですが、人間としての成長をすごくしている時期でもあります。

1 優先順位づけをする力

子育て中の日々溢れかえるタスクに対応していくには、「何からすべきか」という優先順位づけが欠かせません。優先順位をつけることで、一つ一つをたんたんとこないていくしかありません。子どもが目の前で泣きわめいてもパニックになっておろおろするのではなく、「重要度」と「緊急度」を見極めた行動を日々しているのです。

2 段取り力

優先順位に基づいて、何をどう処理していくかという段取りをすることは、設計力につながります。子育て中にはつきものの突発的な予期せぬ事態に臨機応変に対応する経験も、解決力につながっているのです。

3 多様性への理解と受容

年齢や、家庭の状況、受けてきた教育や家庭の教育方針など、子育て中に出会う人は千差万別ですよね。さまざまな価値観に触れながら、うまくやっていこうとする姿勢は多様性への理解を深めることにつながります。

自分の価値観に固執するのではなく、たとえ子どものためだから・・という理由だけであっても、相手を理解しようすることで広い視野を得ることができ、新たな展開を生み出すことにつながります。

4 コミュニケーション力

育児中は、今までとちがった人間関係が広がります。学生時代のように気が合う人とだけ付き合うというわけにはいきません。

ママ友や地域の方など子育てを通じて出会う様々な価値観を持つ人たちとの出会いや、うまく話せない子どもの気持ちに寄り添って聞こうとする経験でコミュニケーション力は確実にアップしているでしょう。

5 対応力

子育ては思い通り・計画通りになることの方が少ないのではないでしょうか。日々、想定外のことが発生します。

そんな想定外の連続に、ありとあらゆる経験値や新しい知恵を取り入れて対応していくことで知らず知らずと対応力が養われているものです。

子育て経験を活かしやすい仕事

子育てママ①
子育てママ

こうやって具体的に可視化してみると子育てって意外といろいろなスキルを無意識につけているのね!少し自信がわいてきたかも。でも実際、どんな仕事が経験を活かしやすいのかしら・・?

子育ての経験を活かして働きたいと考えた時に、浮かぶのは保育現場でのお仕事ではないでしょうか。子育てで磨かれる対人スキルは、チームワークが求められる職場ではとても必要とされています。

保育士

保育士になるには国家資格である「保育士資格」が必要です。

専門的知識を多岐にわたって学ばなくてはいけないので、資格を取りたいと思ったら、仕事や家事の傍ら保育士の資格は専門学校にいったり、通信教育で学んで資格の取得を目指します。年に2回のチャンスがあるので、1回で受からなくても2回、3回とチャレンジする人も多いです。

試験に合格することができれば実務経験がなくても、子育て経験は強味になります。もちろん、保育士の仕事は子育て経験があるだけでできる仕事ではありません。実務経験があってこそ一人前の仕事です。

しかし昨今、保育士の仕事は子どもの命を預かるだけではなく、保護者支援も大切な仕事の一つになります。子育て中で得たスキルをアピールすることで採用にもつながりやすくなります。

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保育補助

いきなり資格取得はハードルが高いという方に、保育士資格がなくても保育園で働ける「保育補助」という仕事があります。

保育補助の仕事は保育士の指示に従い、保育士をサポートする仕事です。

・子どもの排せつ物の処理
・食事の補助
・寝かしつけや午睡中の見守り
・外遊び中の子どもの監督
・玩具の消毒や片付け
・園内の環境整備

など保育の補助業務が主になります。

保育補助は、主に「派遣」や「パート・アルバイト」など非正規雇用での仕事が多い傾向にあります。パートなので働きやすい時間帯を見つけられると応募しやすいですよね。応募資格も子育て経験のみの場合もあります。

子育て経験を活かして、まずは保育の仕事を経験してみたいと考えている人や保育士資格勉強中の方などにはぴったりのお仕事ではないでしょうか。

子育て支援員

子育て支援員とは、平成27年にスタートした「子ども・子育て支援新制度」のもと、保育の仕事や子育て支援に就業する人を増やす目的で創設された、子育て支援の新たな担い手のことです。

基本的に国の定める研修を受講することが条件となり、研修を受ければ子育て支援員に認定してもらえます。

子育て経験に加えて子育て支援員の資格を得ることで、より保育の仕事に従事しやすくなります。子育て支援員の資格を取得して、保育園で働く場合は「保育補助」としてのお仕事がメインになりますが、無資格者よりも時給がよかったり、専門的な研修を受けているということはアピールポイントでもあります。

 

また、子育て支援員から保育士資格を取得してキャリアアップをする人も多くいます。40代、50代の人も多くいますので、ぜひ年齢にとらわれずチャレンジしてみてください。

 

放課後児童支援員・学童指導員

放課後児童クラブ(学童保育、学童クラブ等)で子どもたちの成長を見守る専門職として2015年に創設されたのが放課後児童支援員。「小1の壁」打破に向けてニーズが高まっています。

放課後児童支援員として働くには、資格の取得が必要ですが、補助員とした無資格でも働くことができます。子育て経験で培ったスキルを活かして働きやすい職場といえるでしょう。

ベビーシッター

多種多様な働きかたの広がりや、ベビーシッター利用料の補助が出るようになったことなどの影響をうけ、ベビーシッターの利用が急増しており、働き手の需要も増えています。

ベビーシッターになるためには特別な資格など必要がなく、派遣会社に登録したり、フリーランスとして仕事をするため、家庭との両立がしやすい仕事といえるでしょう。

自分で教室開催やオンラインで得意を売る

子育て経験により、生徒の気持ちや保護者の目線でものごとを考えることができるため、子育て経験を活かすことができます。

多様な習い事が広がる昨今、子育て経験から生み出される新しい習い事も多くあります。例えばピアノ教室を開いたりしても、子どもへの関わりかたは千差万別。ご自身の子育て経験から生まれたアイディアをビジネスにし、習い事として提供してみるという方法もあります。

また、オンラインで学ぶことが子どもから大人まで定着してきました。オンラインで自分の得意を売ることもできるのです。

私は自分自身がユーザーとして【ココナラ】と【ストア力】というアプリにお世話になっています。オンラインで完結するため、 外出することも相手に会うこともなくサービスの提供も多くとても助かっています。娘は、わからない数学の問題を解説してもらうサービスを利用するなど色々な形のビジネスが存在しています。

覗いてみることで、色々な特技の売り方があるのだなと勉強にもなります。子育て経験を活かして働いてみたいという方は、無料なので登録してみてください。きっと新たな発見があるはずです。

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まとめ

育児期間をブランクだとマイナスに捉えてしまって次の一歩を踏み出せない方にむけて、子育て経験によって養われているスキルと、子育て経験が活かしやすい仕事についてご紹介しました。

育児中から「子育ての経験を活かす」と意識することでより有益な経験になるのではないでしょうか。

子育てに投じてきた時間、悩んできた経験、子どもに向き合い試行錯誤した経験は何にも代え難い価値があり、子育てにしっかり向き合ってきたからこそ面接の時にもしっかりとアピールができるのです。

ぜひ、勇気をもって自分が輝ける場所に一歩踏み出せることを応援しています!

 

 

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