出産後、お互いに余裕がなくて夫婦喧嘩ばかり・・結婚当初の優しさも感じられないし、なんだかイライラしてばかりです
実は出産後は夫婦関係が大きく変化する時で、離婚が多い時期でもあります。でもせっかく愛するパートナーを得て、子供を授かったのですから素敵な夫婦関係を構築していきたいですよね。
そこで本記事では次のことを紹介します。
子育て支援員のさくらこです。育児がつらいと相談にきたママの話を聞いていると、実はパートナーとの関係がつらいという相談にいきつくことが少なくありません。この記事を読むことで幸せなパートナー関係を継続させられるコツがわかりますよ。
本記事を読み終わった瞬間から、どうしてこんな人と結婚したんだろう!と、思っていた気持ちが、私のことをこんなに、大切にしてくれる人はいない!と思えるようになりるかもしれません
誰でも実践できる内容なので、参考にしてみてくださいね。
産後に離婚にならないために知っておきたいこと
出産後は猫の手もかりたいほど忙しく気持ちにゆとりがない状況です。夫が家のことを手伝ってくれなかったり、お願いごとを聞いてくれなかったりすると、多くの妻は「愛が少なくなった」と思うのではないでしょうか。
結婚前はいろいろ連れていってくれたり、優しい言葉をたくさんくれていたのに、家事も育児も全然手伝ってくれない・・
が、幸せな家族生活を継続したいのであれば、そこをメインの愛の量の基準にしてはいけません。
なぜなら、結婚と恋愛は違うからです。
もし、そんな旦那さまだったら、毎日、家族を守るための仕事がおろそかになってしまいます。結果、自分たちが苦しい生活に陥ってしまう可能性もあります。
大切なのは、日常生活に幸せを感じられる自分に成長するということです。
愛ある家庭を継続するためのコツをしっておきましょう。
では、それぞれのコツを紹介していきます。
1 結婚と恋愛は別物と知ること
結婚と恋愛は違うという自覚を持つことが幸せな家庭生活を送れるコツの一つです。
恋愛時期はお互いに恋愛ホルモンが出ているので、相手が何をしても「かわいい」などと肯定的に受け止めることができる時期です。脳内がお花畑の状態なのですね。
恋愛は人生のスィーツ!結婚は毎日食べる家庭料理
に例えられるように全く違うことをしっかり腹落ちさせましょう。結婚=生活です。毎日を淡々と送ることに幸せを見出せる自分に成長していく必要があります。
2 産後は夫婦関係の大きな変容期
出産後は夫婦で生活の変化を乗り越える工夫が今まで以上に必要な時期です。
なぜなら初めての育児の不安、回復しない体調、家族が増えることでのしかかる責任感で、男性も女性もゆとりがなくなり、お互いの思いやりが見えにくくなってしまうからです。
あれもやってくれない、これもやってくれない・・相手の「ない」ところにばかり目がいってしまいお互いを批判し合ってしまう結果に・・。
産後は夫婦で上手に乗り越えることが大切な期間なのだとあらかじめ知っておくと、工夫することに意識がいきますよね。
3 産後は依存から相互依存への関係構築の強化期間
依存心が多いあなたは、「あなたはあなた」「私は私」と境界線を引き、お互いが必要な時に助け合える「相互依存」という関係性を構築することが大切です。
夫の優しさを感じられなくなったことで幸せを感じられなくなったというのは、自分の幸せを夫に依存している人です。
人間関係は次のように変化していきます
依存 恋愛期などラブラブの期間
↓
自立 お互いの価値観からの外れた行動をすることで戦いが生じます
↓
相互依存 お互いが境界線をひくことができ、必要な時に助け合える存在
夫婦関係は依存から自立に進んだ時に、お互いの意見を主張し合って戦うことで良好な関係性が崩れ始めます。これは夫婦だけでなく親子関係なども一緒です。
お互いが自立をし、そこから相互関係に発展させていくことが、良好な夫婦関係を構築します。
4 自分の幸せとは何かを知る
まずは自分が幸せになりましょう。自分が幸せでないと、他人を幸せにすることはできません。小さな子どもがいる生活では、自分のことは後回しなってしまいますが、自分を満たすことを先にしないと自己犠牲で頑張り続けることになります。
これを続けるといつか限界がきて我慢していた感情が爆発します。夫婦喧嘩が起きやすい状況です。
そのためには「どんなとき、自分の心は幸せを感じるのか?」を知らなくてはいけません。
幸せとは感情の状態を指しています。どんなに条件が整っていても心が幸せを感じていなければ、幸せではありません。
自分を幸せにできるのは、自分だけです。
自分を幸せにするために、まず自分が何を欲しがっているのか、自分の幸せとは何かを知りましょう。
5 体のコンディションを整える
身体の状態を良い状態に整えようと意識することも大切です。産後や育児中はいつも以上に身体に負担がかかっています。
身体に痛みなどがあるとイライラしてしまったり気持ちがネガティブになってしまう経験がある人は多いのではないでしょうか。
身体を休めるためには
・仕事・育児・家事に完璧を求めないこと
・頑張り過ぎない、力づくでなんとか解決しよと頑張り過ぎない
ことがコツです。
周りの人に上手に頼れる自分になる、一時保育の利用など支援を利用することを検討してみるなど工夫をしてみましょう。
良い夫婦喧嘩をするコツ
時には意見の食い違いから言い合いになってしまうこともあるでしょう。
夫婦喧嘩は悪いモノではありません。ただし、悪い夫婦喧嘩と良い夫婦関係があります。
しっかり区別してください。
そしてこらからの豊かな夫婦生活のために良い夫婦喧嘩をしてくださいね!
1.感情的にならない
喧嘩は自分の正論を振りかざして相手を打ちのめすためにするものではありません。
お互いの意見を聞き、すり合わせていくことを目的に冷静に話し合うようにしましょう。感情的になればなるほど目的地から遠ざかってしまいます。
夫婦喧嘩の勝ち負けにこだわるのであれば、あなたの自己肯定感の低さが影響しているのです。思ったことをストレートにぶつけるのではなく、自分にわきおこる感情を書き出すことがおススメです。
2.不満はしっかり伝えられる
「さっして欲しい」は男性には通じないと知っておきましょう。これは女性との性質の違いです。あなたのパートナーだけの話ではありません。
察してくれないと不機嫌になるのではなく、どんなことに不満を感じているのか言葉に出して伝えてみてください。
3.相手の話は聞く
相手の話のあとに「でも」「だって」を連発して使わない方が、相手に受け入れてもらいやすくなります。
反論されたら反論が返ってきます。「そうね」と相手の話をいったん受け入れる姿勢を見せることで、相手もあなたの話を聞いてくれやすくなります。
まとめ
素敵な夫婦関係を構築したいと思うのであれば、今回ご紹介したことを毎日意識しながら過ごしてみましょう。
パートナーは一番大切な他人です。価値観や意見は違って当たり前です。その違いを受け入れてすり合わせながら暮らしていくものです。
お互いが監視や束縛をすることなく、尊重して暮らすにはお互いが自立した大人になることが大切です。
まずはこの記事を読んだあなたから先に、自分を大切にし、自分で自分を幸せにする力をつけていきましょう。
相談できる人がいない!誰かにこのモヤモヤを聞いて欲しいという方は私が出しているこちらを利用してみてくださいね。
私自身が夫婦関係に悩んだ時にはたくさんの人に会いに行き、自分の気持ちを整理していきました。