子育て中にママ友との関係に悩むママも多いですが、反対に魅力的なママに巡り合うことで子育てがより楽しい世界になるものです。
ママ友は自分よりも子ども主体で付き合っていることの方が多いことから、ちょっと複雑な関係性だったりする面もありますが、素敵だなと思える人っていうのはどんな場面でも共通した特徴があります。
こんにちは。子育て支援員のさくらこです。みなさんの周りに会うと元気が出るママ友だちっていませんか?
私は子育てしている中で素敵だなと思えるママに出会うことができたお陰でより一層、ママライフを楽しんできました。
魅力的なママ友の特徴を知って、自分自身も輝いていきましょう!
ポジティブに考えることができる
幼稚園や学校行事で親が主体になってやらなくてはいけない分担をしている時などに、こんな場面に遭遇したことありませんか?
子育て中は忙しいのに、なんでそんなことやらなくちゃいけないの?
小さい子どもがいるし、やったこともないから自信がないです。
沈黙や、できない理由ばかりが出てくる中で
平日は仕事で時間がなかなかとれないから集まったりはできないけれども、家でできることならやりますよ!
時間が無いなりに自分ができることをいくつか見つけて、前に進めていこうとする人に出会うと、自分の視点が広がり、こちらも自然とポジティブな気持ちになりませんか?
一人がそのような提案のしかたをすると、他のママたちも自分にできることはないかと考え始め、「○○ならできます」という発言が次々にでてくるように変化していきます。
できない理由ばかり考えるのではなく、どうしたらできるようになるのかと問題解決の方向に持っていく姿は子どもにとってもお手本の姿だな~と感心します。ポジティブなママはたとえ、そんな中で本当にできないママがいたとしても決して批判したりしません。「できる時にできる人がやれば良い」と思っているからです。
また子どものちょっとしたトラブルが起きた時など、親は我が子のかわいさ故についつい自分の子どもの正当性を主張しがちです。しかしポジティブに考えられるママは正当性を主張し合っていても何の解決にも至らないことをわかっているので、どっちが悪かったとかいうことにいつもでもこだわりません。
次はどうしたらこうならないのか、どうしたら子供たちの成長につながるのかという視点を持って話そうするのが特徴です。ポジティブなママと会話していると、自然と前向きになれるのも嬉しいですね。そのようなママには自然と人の信頼が集まってきます。
他の人の良いところに気がつける
人の良いところに目を向けられるママは一緒にいても心地よいものです。自分を卑下することなく素直に「○○さんのこういうところっていいよね~」などと人が気づけないところまでしっかり感じ取って口に出すことができるって自己肯定感が育っているママなんだなって感じます。
ママ友だけでなく自分の子どもや、子どもの友だちの良いところをちゃんとわかってあげて伝えてあげることができるので、褒められた子どもたちの表情もパッと明るくなるのがわかります。その子の親もポジティブに思えなかったことを、前向きにとらえてもらえると嬉しいものですよね。
親は子どものマイナスな部分に目がいきがちですが、第三者から新たな視点をもらえることでマイナスとだけ捉えなくなり、心の荷がおりたような気持ちになりホッとできるのです。
小さなことでも、何かポジティブな気持ちになるような言葉の伝え合いって大切!人は誰しも承認欲求を持っています。認めてもらえると嬉しいですよね。
人が気づけないような褒めポイントをしっかり見つけてあげられる人は、人の気持ちを温かくします。
こういうママが近くにいてくれることで気持ちが救われるママはたくさんいるのではないでしょうか。
思いやりや心遣いができる
仲良くなっても、相手との距離感をしっかり守って、プライベートな部分にはズケズケ入ってこない人とは安心して話すことができます。誰だって詮索されたりするのは不快に感じるものです。相手に関心がないのかといえばそうではなくて、「どんなことに喜ぶのかな」と常日頃から相手が喜ぶことを感じ取っているのです。
会話中などに嫌な雰囲気が漂うようなことがあったとしても、サラっとカバーしたりユーモアで返して場を和ませることができるママを見ると大人の余裕を感じます。何か元気がないなと思うママに対しても「できることがあったら言ってね」とだけ伝え、必要以上に聞き出そうとしない思いやりも持っています。
また子どもの集まりなどで、お金の集金係をしてくれているママに小さなポチ袋に入れて「幹事さんのお仕事ありがとうございます」などと一言添えたりできるママには気持ちのゆとりを感じます。
人の「思い」ってやっぱり、心の中で思っているだけではなく行動してあげることで伝わるのです。
以前、ソーシャルマナー講習で教えて頂いた言葉が印象的です。
「心」は見えないけれども「心遣い」は見える。
マナーとは思いやりの心を行動で表すもの
「思いやり」や「心遣い」ができるママは、子どもを育てる親として見習えることが一杯です。
お互いが自立した関係を保てる
ママ友は、最初は子どもを通しての友達であることが多いので「あまりベタベタしなく、さっぱりとした関係」を求めているママは多いのです。子どもの頃のように誰か特定のママに依存したり、依存される関係は長続きしないものです。
しかし、中には子どもの友達関係を自分と一体化させすぎてしまい、息苦しい関係を作ってしまっている場合があります。他のママと仲良くしたことに寂しさを訴えてくるママも過去にみてきました。
どんなに仲良い友達でも、依存しすぎたり、依存させすぎたりする関係は、どちらかが負担を感じて苦しくなってくる原因にもなってしまいます。
自立しているママは「適度な距離感」を大切にできます。
また「自分はどうしたいのか」を考える癖がついているのでむやみやたらと他人の意見に振り回されず、必要な時にはしっかり自分の意見を伝えることができ潔さや清々しさを感じます。自分の意見を伝えるときにも、やんわりとうまく伝える術を心得ているなと感じることが多いです。
自分が困った時には、素直に相手に頼ることができるのも自立しているママの特徴です。助けてもらったら素直に感謝ができ、自分が助けてあげられる時には手を差し伸べる「お互い様」の関係を構築できるのです。
ペイ フォア―ドのマインドを持っている
ペイフォワード(Pay it Forward)」とは、直訳すると「先に払う」の意味ですが、自分が持つ愛を誰かのために先に差し出すことです。
例えば、自分が子育てしている中で「言われて嬉しかったこと」「やってもらってとても嬉しかったこと」などあるのではないでしょうか?自分が嬉しかったことや相手のためを思ってやってあげたいなと思ったことを、他の人に先出しでやってあげるマインドを持てている人は素敵だなと思います。
やっている人としては自分が受け取った恩を他人に繋げていくという愛の数珠繋ぎをしているのです。仲良くしている人だけではなく、ちょっとスーパーで子どもを抱えての買い物に困っている時に「大変ですよね」と気持ちを共有したり、実際に手伝ってあげる行動ができるマインドは見習いたいなと思う人も多いのではないでしょうか。
分け隔てなく接することができる
目の前の人を分け隔てなく大切にできるママは周りに自然と人が集まりまるものです。裏表がなく、自分の機嫌の波で周りを不快な空気にさせないママは安心してお付き合いができるのです。人によって態度をコロコロ変え、陰で悪口をよく言うママを見るとどこかで自分のことも言われているんだろうな・・って思ってしまいますよね?
また相手の見た目や聞こえてくる噂話から勝手に「こういう人だ」と既成概念を持たず、フラットに人を見ることができる人は一つの面からでなく色々な角度でその人を見ることができています。自分から悪口を発信することがないのはもちろん、たとえ悪い噂を聞いたとしても、それだけを鵜呑みにして接することがないのです。
人にはいろいろな面があります。多角的な視点で見ることで新たな一面を発見でき、豊かな人間関係を作ることができますよ!
まとめ
ママ友との関係はふだんの友達関係とは異質なものとはいっても、やはりうまく付き合っていくにはどんな人間関係にも当てはまるようなことばかりです。
まずは笑顔で挨拶は大前提です!コミュニケーションをとりながらお互いのことを理解していきましょう。素敵だなって思えるママ友と会えると、エネルギーが自然と沸いてきて子育てにも良い影響を与えます。
周りの話だけでなく、自分の感覚をしっかり感じ取って「魅力的だな」と思える人に出会えると良いですね。素敵だなと思える要素をたくさん取り入れて、自分自身が周りのママ友にエネルギーをあげられるような存在になれることを目指していきましょう!
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