1歳から保育園に預けたい・・先輩ママたちが1歳から預けて後悔した理由があったら知りたい
保育園に1歳から入れることには、子どもにとってのメリットも多くありますが、一方で後悔する理由も存在します。
この記事では、1歳児クラスから保育園に預けたママ達にインタビューをして、1歳から入れることによるデメリットや後悔した理由についてご紹介します。
子育て支援員のさくらこです。今回は10人のママたちに「後悔したこと」を教えてもらいました。今、保育園に入れることを悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
預けるデメリットを知った上で、保育園を利用するかどうかを決めることは大切よね!
1歳児クラスから入園して後悔したこと
この記事では、1歳児クラスから入園して後悔したことを、発達の時期やママ達の心情、保育園での生活の観点からご紹介します。
後悔1 子どもとの時間が減る
保育園に1歳から入れると、家庭とは別の場所で過ごす時間が増えます。そのため、子どもとの時間が減ることになります。
子どもが小さいうちは、親とのコミュニケーションがとても大切であり、保育園に入れることによって親子関係が希薄になってしまう可能性があります。
後悔2 体調を崩しやすくなる
保育園に1歳から入れると、集団生活でウイルスや細菌などの病原菌が蔓延しやすくなります。そのため、子どもが体調を崩しやすくなることがあります。
また、子どもが病気にかかると、仕事を休む必要が出てくるため、親のストレスも増えることになります。
職場にお休みの連絡をいれたり、仕事の調整をするのが、しかたないとはいえストレスなのよね。職場の人にどう思われるか肩身も狭いし・・
後悔3 育児ストレスが増える
子どもが保育園に入ると、親の育児ストレスも増えることがあります。
1歳は自我が芽生える時期ですので、「自分でやりたい」という気持ちが強くなり保育園の準備などスムーズにいかなくなることも多くなりストレスになります。
保育園で、お友だちへの「噛みつき」などのトラブルやケガを気にかける必要があります。
また、準備しなければならない物が多かったり、保育園でのルールや規則が多いとストレスを感じるようになります。
後悔4 園の方針に不満が出ることがある
保育園に入園すると、その保育園の教育方針に沿った保育を受けることになります。
しかし、親と保育園の教育方針に不一致がある場合、親は保育園の教育方針に不満を持つことがあります。
例えば、主体性を大切に育てたいと思っていたのに、入園してみたら規律を重んじる園だったとなると、保育士の指導に不満を感じるようになります。
そのため、子どもの教育に対する親の意見が反映されず、後悔することになるかもしれません。
後悔5 費用がかかる
保育園に1歳から入れると、保育料がかかります。保育料は、地域や保育園によって異なりますが、かなりの負担になることがあります。
子どもが1歳児だと時短勤務をするママも多いため、「給与のほとんどが保育料」という人もいるくらいです。
後悔6 家族の時間が減る
保育園に入れるということは、親は働いているということなので、家族で過ごす時間は少なくなります。
「保育園から帰ってから親子で密度の濃い時間を過ごせばよい」とはいうものの、実際は保育園から帰ってからはお風呂に入れたり、夕食を食べさせるだけであっという間に就寝時間です。
家族の時間を確保できるのは休日に限れてしまいます。
後悔7 子どものストレス
保育園での生活は、自宅での生活とは異なり、新しい環境や人との出会いがたくさんあります。
1歳の子どもにとっては、家族以外の人たちや新しいルールに慣れることが大変であり、ストレスを感じることがあります。
まだ気持ちが上手に伝えられない子どもは、お友だちに嚙みついたり、叩いてしまうこともしばしば見られる年齢です。
また、保育園での我慢が家庭に帰ってから、極端に甘えたり、癇癪を起して泣く日が続いたりすると、親もストレスになります。
後悔8 個別のケアがむずかしい
保育園では、一人の保育士が複数の子どもを担当することが一般的です。そのため、個別のケアや対応が難しくなります。
例えば、トイレトレーニングや食事の時間など、1歳児にはまだ課題がある場合がありますが、保育士が全員を同じように扱うため、個別のニーズに対応しきれないことがあります。
集団生活だと、どうしても流れ作業的になってしまう部分もありますので、個別への寄り添いが不足してしまう部分もあります。
後悔9 自己肯定感の低下
保育園に通う子どもたちは、常に周りの子どもたちと比較されることになります。そのため、自己肯定感が低下することがあります。
保育園ではルールやマナーが重要視されるため、子どもたちは自分らしさを抑え、他人に合わせることが求められる場合があります。
後悔10 預ける時に泣かれるのがつらい
1歳児は、母親から離れることに対して不安を感じることがあります。
保育園での生活を始めると、ママとの別れがつらくなり、しばらくは泣いてしまうことが多いです。ママもその様子を見ると、心が痛むことがあります。
保育園に入園する前に考慮するべきポイント
入園してから「こんなはずではなかった」ということがないように、考慮するべきポイントがいくつかあります。
例えば、保育園の教育方針や施設の設備、園児の年齢層や性格、保育士の人数や質、そして保育園の場所や通園方法などが挙げられます。
これらの要素を考慮し、入園前に保育園を見学したり、通っているママ達からの情報を参考に、家庭に合う園選びをしていきます。
保育園入園後の対処法
もし、保育園に1歳から入園してから後悔してしまった場合には、対処法もあります。
例えば、保護者会や運営委員に参加することで、保育園の問題や改善点を話し合うことができます。
また、保育士や園長先生と話をして、子どもの状況や希望を伝えることで、保育園での生活が改善されることもたくさんありますので、気になったことや心配なことはどんどん相談していきましょう。
まとめ
本記事では、保育園に1歳児を預ける際のデメリットについて紹介しました。
保育園に1歳児を預けるデメリットとして、子どもにとってのデメリットだけでなく、ママにとってのデメリットも存在することがわかりました。
具体的には、別れがつらいこと、やりたいことが制限されること、経済的負担が大きいことが挙げられます。
ただし、メリットとデメリットは表裏一体でもあります。各家庭でどのような子育てをしていきたいのかを考えて決めるとよいですよ。