保育園、何歳から預けるのがいい?2歳で保育園に預けるメリット・デメリット

質問者さん
質問者さん

2歳児クラスになるタイミングで保育園に預けようか検討中。メリットとデメリットを知ってから決めたいな

子どもが2歳頃になると、歩行が安定したり活発に遊びだす姿をみて「そろそろ保育園という集団生活の場に入れて、仕事を始めてもいいかな?」と思うママもいらっしゃるのではないでしょうか?

・・とはいえ、保育園に預けようか迷っていませんか?大切な子どもを保育園に預けるかどうかは、ママにとって大きな選択になりますよね。「社会に出て働きたい」という気持ちと「保育園に預けることへの不安」との葛藤で悩みます。

 

さくらこ
さくらこ

子育て支援員(利用者支援事業)のさくらこです。大切な我が子だからこそ悩んでしまい、なかなか行動が踏み出せなくなってしまう時もありますよね。

 

本記事では、そんな方に向けて2歳児で保育園に預けるメリットとデメリットをご紹介します。最後まで読むことで、自信をもって選択することができるようになりますよ。

 

2歳から保育園のメリット

メリット

個人的には2歳から保育園に預けるメリットは0歳・1歳での入園よりも多くあるように感じています。

1つずつご紹介していきますね。

1.2歳児クラスでの入園は前向きな気持ちで預けることができる

「生後数か月の赤ちゃんを保育園に預けるなんてかわいそうだと思う」ママは多くいます。そのような気持ちが和らいでくるのが2歳になるころではないでしょうか?

ママ自身も「出産後1年間はじっくり子育てに集中できた」という満足感が得られ、

「ここまで子どもと一緒に過ごせたのだから、自分の未来も踏まえて仕事を始めよう」

と納得して次のステップへと前向きな気持ちで進んでいきやすい時期です。納得して行動ができると、想定外のことが発生しても「自分で決めたことだから」という気持ちでこなすことができるようになりますよね。

2.2歳児クラスでの入園は慣らし保育期間が短い

保育園に入園するとまず「慣らし保育」という期間があります。

0歳児、1歳児で入園すると10日~2週間程度の期間が設けられ、最初は1~2時間の預かりからスタートし、徐々に保育時間を延ばしていきます。

2歳児で入園する場合は、子どもの様子によって変わる場合もありますが、1週間くらいで1日預かりがスタートすることが多いですよ。

3.2歳児クラスからの入園だと0歳・1歳の初めての○○を見逃さない

子どもの成長を見るのは、親にとっては大きな楽しみですよね。0歳・1歳児クラスから保育園に入れることで、子どもの「初めて」を見逃すことになる場合も少なくありません。

初めての寝返り、初めて歩いた、初めて発する言葉など、子どもの「初めて」が保育園だった場合、記念になる瞬間を見逃したようでちょっと淋しいですね。

4.先生に育児相談ができることが心強い

子育てって分からないことだらけで、手探りで不安なことも多いもの。2歳児の頃はイヤイヤ期にどっぷり突入する上、トイレトレーニングなどの生活習慣のしつけがうまくいかなくて思い悩むことも少なくありません。

これらをママが一人で家庭でしようとするとストレスがたまってしまい、必要以上の子どもを

保育園ではたくさんの子どもと接しながら経験を積んだ先生が、子どもの個性を見抜きアドバイスをしてくれます。育児書のように万人に向けたアドバイスよりも、実体験をもとにアドバイスをくれる人が身近にいるのは安心感があります。

5.社会性を自然と身につける環境がある

1歳までは主に身近にいる保育者との関りの中で、安定感を持って過ごすことがメインになる時期ですが、2歳になると、友達との関わりの中から、自分の思いを出しながら一緒に遊び楽しさを味わう時期に移行していきます。

かつての私もそうだったのですが、お友だちとの関わりを経験させるために、多少疲れていても公園や児童館に連れていっていました。自分自身もママ友達もでき、楽しく過ごしてはいたものの、たまには自分のペースで過ごしたいと思う日も多かったです。

保育園は集団生活の場なので、親があちこち連れ歩かなくても、子どもの発達に合った保育をしてくれ、自然と社会性を身に着けることができる環境があります。

ママが子どものペースに合わせて毎日頑張る・・・という日々からは解放されるます。

 

さくらこ
さくらこ

次に、2歳から保育園に預けるデメリットについてもご紹介していきますね。

2歳から保育園のデメリット

デメリット

どんなことにもメリットとデメリットはあります。ある人にはメリットと感じることがデメリットになることも少なくありません。

今回は一般的にデメリットと捉えれることが多いことを1つずつご紹介しますね。

1.2歳児クラスは保育園の入園枠が少ない

多くの保育園では、2歳クラスの定員は0歳クラス・1歳クラスからの繰り上がりで占められ、2歳児クラスの時点では定員枠があまり増えず、「保育園に入りたくても入れない」ことが多く、待機児童が多い自治体においては、入れる確率がグンと減ります。

認可保育園は就労中である家庭の方が保育要件が高くなるため、自治体によっては、まだ就労先が未定である場合は入園できる確率が下がってしまいます。

そのような場合は保育料は高くなってしまいますが、無認可保育園を検討してみるのがおススメです。

2.2歳児クラスまでは保育料がかかる

幼児教育・保育の無償化制度により、3歳から5歳児クラスの保育料はかかりませんが、住民税非課税世帯以外の0歳から2歳児が保育園に通う場合は保育料が必要となります。

3.2歳児の言葉の訴求がつらい

 

ママとずっと一緒にいることが当たり前だった2歳児だからこそ、初めての環境への適応や新しい人間関係の築き方に不安を感じて

「保育園行きたくない」
「ママと一緒にいたい」

と泣いてしまう子がほとんどです。0歳児や1歳児と違って、状況をある程度わかって言葉で表現されると余計に後ろ髪をひかれてしまう気持ちが出てしまうもの。

自分自身で切り替えて、日中は楽しく遊べるようになることも子どもの成長の1つ。

「かわいそうなことしちゃったかな・・」という気持ちを持つよりも、頑張って成長している我が子の今を応援してあげる気持ちで見てあげるとママ自身の気持ちも楽になりますよ。

4.2歳児も最初は風邪や病気で休みまくる

0歳児や1歳児に比べると身体がしっかりしてきた分、病気で休むことは減るのでは・・と思うかもしれませんが、2歳児も病気をもらってくる確率は高いです。クラスに感染症がはやれば、あっという間に広がるというのは0歳・1歳児とかわりません。

「2歳児だから大丈夫」と思っていきなりフルタイムで仕事を始めたりすると、「想定外だった」と思ってしまうこともあるでしょう。

5.イヤイヤ期の子どもの送迎は大変

何を提案しても「イヤ!」の一点張りのイヤイヤ期の子どもをなだめすかせて保育園に連れて行くのは、相当なエネルギーを消耗します。

仕事はこれからスタートなのに、保育園に到着した時点で1日を終えたかのような疲労感を感じることもありますよね。

ママは相当な忍耐力が強いられる時ではありますが、これも成長の一つだと思って受け入れてみましょう!

最後に

ママの気持ち

大切な我が子を保育園に預けるかどうか、悩みますよね。

2歳児は身の回りにママやパパ以外の人がいることを知り、徐々に友達と関わって遊ぶ楽しさを味わう時期であることを知っておくことも判断基準の1つになるでしょう。

専業主婦として親子で一緒に、子どものペースに合わせていろいろな関わりを経験していけることは子どもにとって大きな安心感につながることもあるでしょう。

また、思いきって預けてみて、「やっぱり保育園はかわいそう」と思えば辞めることを選択するという方法もあります。

保育園に預けるメリットとデメリットのバランスを考えながら、自分の納得がいく選択をしてくださいね。

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