育休明けの復職が怖い!不安の気持ちへの対処法【育休延長や転職する場合の注意点も解説】

育休明けの仕事

子育てママ
育休ママ

育休明けの復職が怖くて、春からの新生活に前向きになれない

保活を行い内定を無事貰えたにも関わらず、保育園に預けることや職場復帰が現実味を増してくると、憂鬱な気持ちになっているママは多いものです。

かわいい我が子の成長をそばで見ていると仕事に戻ることが嫌になったり、復帰後の新生活が不安になったりするのは無理のないこと。

さくらこ
さくらこ

子育て支援員のさくらこです。ママ達の悩みに寄り添ってきた経験からご紹介していきます。

この記事ではそんな育休中のママに向けて、職場復帰したくないと感じてしまう気持ちの対処方法や選択肢について解説します。

復職する不安要素を書き出して気持ちの整理をする

復職するまでの期間というのは、多くのママが不安を感じる期間です。

なぜなら、未知の世界への移行時には不安な気持ちは誰にだってつきもの。ですので、自分の「不安」な気持ちに寄り添いつつ、「なぜ不安なのか」ということを一つずつ明確にしてみましょう。

ノートに書き出して視覚化することで頭の中が整理されやすくなり、「なんとなく不安」という感情に振り回されずらくなります。

ここからは復職するママたちに聞いたリアルな不安から、どのように対処したらよいかをご紹介します。

復職前の寂しさや罪悪感への対処法

子育てママ
育休ママ

子どもと離れるのが寂しい
小さな子どもを預けてまでキャリアを優先する私はダメな母親

まずは、何のために子どもを預けて仕事に復帰するのか今一度、今後の自分の生き方や価値観を考える時間をもつことが大切です。

なぜならば、自分が大切にしていきたいと思う軸を自分でわかっていると、目先の感情に大きく振り回さずらくなるからです。

例えば、多くのママは子どもと離れることに寂しいという感情は出てくるもの。また、まだ小さな我が子を保育園に預けることに抵抗を感じてしまったり、周りの人やに「こんなに小さいのにかわいそう」と言われることで罪悪感を持ってしまいます。

仕事をするという選択をする理由は人によってそれぞれ違うもの。お金、キャリア、自己成長など自分が今後、何を大切に生きていきたいのかを知っていれば、ネガティブな感情だけに支配されることがなくなってくるものです。

仕事と育児を両立できるかの不安対処法

 

子育てママ
子育てママ

仕事を育児の両立ができるか自分にできるのか心配

 

復職することで、仕事と育児と家事で生活スタイルが急激に変化をします。変化に対応するためには、周りの人や便利なものを頼れる自分になることも大切です。

ママになると、大切な我が子のために「全部手作り料理」「他人に育児は任せない」など自分を苦しめる掟(おきて)を作ってしまう人も少なくありません。

育児と仕事を両立するためには、まずママ自身が気持ちのゆとりをもって的確な判断ができる状態でいることが最優先です。

自分のパフォーマンスをあげるためにも、

疲れたらお惣菜を利用する
何でも自分の理想通りにしようとしない(優先事項を決める)
他の人に頼んだ方が効率がよいことは勇気を出してお願いをする
食材宅配や家電をフル稼働させてどれだけ手を抜いて家事の時短ができる工夫

などを堂々と選択できる自分でいることに許可を出してあげることで、仕事と育児の両立を良い方向にもっていくことができるようになります。

復職後の仕事についていけるかの不安対処法

子育てママ
子育てママ

世の中の急激な変化に伴って、会社も急激に変化をしている様子。そんな中で1年、2年と育休をとったあとに仕事についていけるかしら・・

こんな不安には、復職前の上司との面談時に、育休前と何か仕事の面で変わったことや覚えなくてはいけないことはないか聞いてみましょう。

業務のやり方や制度に変更がないかなどを確認することは、仕事に対しての前向きな姿勢をアピールすることにもつながります。

子どもが病気になった時の不安対処法

子育てママ
子育てママ

子どもが病気になったら仕事との折り合いをどうつけるか不安

子どもが小さいうちは職場復帰をしても、子供の病気で休んだり早退などがどうしても発生してしまうもの。このことに関しては「なる前から心配してもしょうがない」と割り切ることが大切です。

なぜなら小さな子どもの病気は、たくましく成長する過程の一つでもあり、自分たちがコントロールできることではありません。

保育園からお迎え要請があった時は、パパとママのどちらが対応するのかなどあらかじめ夫婦で話し合っておいたり、病児保育を予めいくつか登録しておくことで気持ちにゆとりがうまれます。

予防接種や日ごろの食事、睡眠、衛生管理などできることで体調管理をしたらあとは、
ドンと構えておく方が子どもの気持ちも安定しやすくなります。不安がでてきたら「病気になってから考える」と思考を切り替えましょう。

制度を活用して職場の人にどう思われるか不安対処法

子育てママ
子育てママ

時短制度や看護休暇など使っている上に、子どもの病気などで休みが続いたら肩身がせまい。上司が子育てに理解があるのか不安・・

 

日ごろから、業務の進捗具合の共有や周りのフォローへの感謝をまめに伝えるなどをして良い人間関係の構築を心がけることが大切です。

小さい子どもがいるのだから「時短制度を使うのは当たり前」などという態度だと、いざという時に周りの人に反発を買いやすくなります。

長期で休んだ後にはちょっとしたお菓子の差し入れなどをしてみるのもおススメです。

「復職しない」選択肢も視野にいれる

いろいろと考慮した結果、復職しないという選択肢を持っておくことも心の安心とゆとりに繋がります。このような場合、大きく分けて以下の3つの選択肢があります。

1.育休を延長する

育児休業は子どもが1歳になるまで取得可能ですが、1歳になる時点で認可保育園に入所できない場合は1歳半~2歳まで延長することができます

延長するには認可保育園に入所できない旨の不承諾通知書が必要です。不承諾通知書を得るためには、認可保育園に申込をしなければなりません。

また、会社によって育休延長をするためには必要な条件や書類がありますので、あらかじめ会社の人事などに聞いて内容をよく確認しておきましょう。

ただし、保育園の内定辞退した場合は育休延長の対象外ですになりますので注意が必要です。内定辞退した場合、自治体によってはペナルティがつく場合があり、本当に入所させなくてはならない時にペナルティによって認可保育園に入所できなくなる可能性がああります。

2.退職する

育休明け、そのまま退職するというのも一つの手段です。

ただし保育園の入園は「元の職場に復職すること」を前提に入園の選考が進むため、多くの保育園では退職する場合は内定が取り消しになってしまいます。

たとえ、退職後すぐ転職する場合も、保育園の入園についてどのような対応になるのか、自治体に確認が必要です。

退職して、自宅で出来る仕事を選択するママも多くいますのでこちらの記事も参考になさってください。

3.転職エージェントに相談する

どうしても元の職場に戻ることが嫌である場合、「1か月働いたら、転職をする」と決めて復職するのも一つの選択肢です。

保育園の内定が取り消しにならないように、1か月~2か月は働き退職して転職を成功させたママも少なくありません。

最近ではワーママの実情に沿った転職エージェントもいくつか見かけるようになりました。リアルミーキャリアなど、育休中での転職活動や、時短正社員での求人紹介など働くママにあった仕事探しをサポートしてくれるところもありますので相談してみる価値は多いにあります。

まずは登録して相談してみるという行動にうつすだけでも選択肢が広がり、一人で抱えこんでいる気持ちが楽になりますよ。

まとめ

育休明けの復職

多くのママ達にとって育休復帰の不安はつきないものです。

この記事では、育休明けの復職に対する漠然とした「不安」という気持ちを整理方法をご紹介しました。

①不安を明確化して、今の自分にできることをする。それ以外はトラブルが起きたらそ の時に考えると割り切る。

②「復職をしない」という選択肢もあると知っておくことで心にゆとりを持たせる

出産や育児を経験し、仕事と家庭に対する価値観が変わる転換点であるからこそ、自分の気持ちと向き合い、今後の生き方について考える大切な時期です。

自分らしく生きるために、後悔のない選択ができることを応援しています。

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